財団法人労働安全衛生総合研究所が『介護者のための腰痛予防マニュアル〜安全な移乗のために〜』を公開
介護に携わる人々の間で、腰痛に悩む人は多いが、財団法人労働安全衛生総合研究所と滋賀医大が、05年7〜10月に4754名の介護従事者などを対象に行ったアンケート調査によると、質の良い睡眠がとれていない方や睡眠不足である方のほぼ80%は、腰痛を訴えており、睡眠に問題のない介護者に比べ、腰痛を訴える割合が10〜15%ほど高いことがわかったという。
同調査によると、睡眠に関する悩みについて、腰痛のある人とない人で最も差が大きかったのは、「睡眠不足」で、その差はおよそ15%。このほか、「朝早くに目がさめる」「睡眠の途中で目がさめる」「寝つきが良くない」といった項目でも、腰痛のある人とない人では10%近く差がでていることが明らかになったという。
こうした調査を受け、同研究所では介護従事者などに向け『介護者のための腰痛予防マニュアル〜安全な移乗のために〜』を作成。インターネットで無料ダウンロードできるようにしている。同マニュアルでは、腰に悪い介護姿勢を紹介し注意を促しているほか、腰痛予防法や腰痛対処法などについてイラストを交えてわかりやすく紹介している。